日本のペットの歴史

元々野生だった動物たちは、いつからペットと呼ばれるようになったのでしょう。
人間と同じく、ペットたちにも歴史はあるのです。

ペットとして一番古い動物

ペットとしての最も古い歴史を持つ動物は猫だといわれています。
平安時代に中国から連れて来られてきた「唐猫(からねこ)」は、当時、高貴な人々しか飼えず、
主に室内飼いが当たり前とされていました。
そして、絵や書物にも起用されるようになり、豊穣、富のシンボルとして扱われました。

犬はいつからペットになった?

犬は猫よりもずっと昔から人間と一緒にいましたが、
犬がペットとして脚光を浴びたのは、「犬公方」と呼ばれていた徳川綱吉の時代だといわれています。
ペットとしてよりも、狩猟のお供をする家畜としての役割が大きかった犬も、
19世紀頃からいろいろな犬種が増えていき、ペットとして人々に浸透していきました。

ペットの現在

現在では、ペットはコンパニオンアニマルと呼ばれ、人々に癒しを与える存在として親しまれています。
そして、アニマルセラピーといわれる療法についても研究されており、
ペットとして広く飼われている犬は、盲導犬や聴導犬、介助犬、
また警察犬として働いているなど、人々を助けてくれる存在でもあります。

ペットロス症候群

ペットを失うことで、精神的・身体的な不調をきたすことをいいます。
苦しさ、疲労感、身体の痛みなど、様々な症状が現れ、ペットを飼う人が増えると同時に、
ペットロス症候群になってしまう人も増えてきており、メンタルヘルス上の重大な問題になってきています。